年末になると盛り上がらずにはいられない「M-1グランプリ」。
SNS上では年々「M-1の感動路線の傾向」が強くなっていると言われています。
感動路線には「うざい」「不要」という意見も多いようですが、なぜM-1は感動させようという演出に向かっているのでしょうか?
M-1の感動路線が不要でうざい
M-1の感動路線寄りが「不要」「うざい」と泣かせる演出を拒否する意見も多いです。
SNSでも、「感動路線は不要」という意見に共鳴する方も多いですね。
昨今のM1の感動路線嫌いやわ。
— タカヒロ@チェッカー配信者 (@takahiro980824) December 24, 2023
M1が感動路線すぎて、嫌いやわ。
— キリンリキ (@VEDrqdch2FeMHh5) December 24, 2023
漫才師日本一を決める大会なので、泣かせる演出がなぜ必要?と思うのも分かります。
個人的には、感動路線もそうですが、始まるまでのVTRがかっこよく見せすぎなのと、尺が長すぎるのもとても気になるポイントです。
M-1の感動路線演出が強くなっているのはなぜ?
M-1が感動路線に向かう傾向は、大会の価値を保つためと漫才師の努力を見せたいからだと考えます。
感動路線に行かなくとも、今やゴールが「M-1での優勝」という漫才師が多いのも事実。
ドラマ性を見せるからこそ、よりM-1という大会が崇高なものと思わせることが実現しているのです。
お笑い芸人さんが大好きでパワーの源だからこそ、このM1のポスターだけでも感動して泣きそうになっちゃう♡(明日、もちろんまりなはお休みです♡ふふ) pic.twitter.com/UKxXZhsvdS
— 白石 まりな (@_marinarunrun) December 21, 2024
また、M-1に対する漫才師のかける情熱や思い入れをを見せようとすると、舞台上での面白い部分だけではなく、努力や葛藤を見せる必要があると。
嬉しくて泣く、悔しくて泣く。
その先に面白い漫才があり、芸人としてお客さんを笑わせられる。
ギャップを感じることで、M-1や漫才師がより魅力的に見えるのが、結果的に感動路線が強くなっている理由なのではと思います。
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