青春パンク全盛期の風を巻き起こしたバンド「175R」。
最近またテレビで見かけたという人も多いのではないでしょうか。
でもふと気になるのが、「今、175Rって何してるの?」ということ。
当時の熱狂を覚えている40代の読者に向けて、175Rの“今”を丁寧に追いかけます。
セブ島での暮らし、音楽活動の現状、メンバーそれぞれの現在地──。
この記事を読めば、「なるほど、こういう形で今も生きてるんだな」ときっと納得できるはずです。
175Rのプロフィールとこれまでの活動履歴をおさらい
青春パンク世代にはおなじみの175Rですが、久々に耳にしたという人のために、まずはそのプロフィールと歩みをざっくりとおさらいしましょう。
175R(イナゴライダー)は、1998年に福岡県北九州市でボーカルのSHOGOさんを中心に結成されたバンドです。
ジャンルは青春パンク/ロックで、2003年にメジャーデビュー曲「ハッピーライフ」で一気にブレイクしました。
当時はJ-PHONEのCMソングとしても使われ、続く「空に唄えば」もオリコン初登場1位を記録。
日本武道館での単独ライブや『NHK紅白歌合戦』出場など、国民的バンドの一つとして広く知られる存在となりました。
しかし、2010年に一度活動を休止。
その後、2016年に再始動し、アルバム『GET UP YOUTH!』をリリース。
以降もライブやイベント出演を中心に、ゆるやかに活動を継続しています。
SHOGOは今何してる?セブ島移住後の意外な生活とは
2025年現在、175RボーカルのSHOGOさんの“現在地”に注目が集まっています。
活動再開後もステージに立っていたSHOGOさんですが、現在は日本を離れ、家族とともにフィリピンのセブ島に移住しています。
実はこのセブ島で、SHOGOさんは「うどんえびす」という飲食店を経営しているのです。
移住者や留学生の多いセブシティにおいて、日本の味を届ける店として人気を集めているとのこと。
さらに、ただ店を運営するだけではなく、現地で移住支援や教育支援などを行う会社も立ち上げています。
つまり、音楽だけでなく、“暮らしそのもの”をプロデュースしているような活動スタイルにシフトしているんですね。
テレビ番組『有吉ゼミ』『踊る!さんま御殿!!』などでこの生活ぶりが紹介されたことで、多くの視聴者が驚きとともに「SHOGOさんらしい生き方だ」と好意的に受け止めているようです。
他のメンバーは今何してる?ISAKICK・YOSHIAKIの近況も紹介
バンドはSHOGOさんだけではありません。
ISAKICKさん(ベース)、YOSHIAKIさん(ドラムス)の近況についても気になるところです。
ISAKICKさんは現在、福岡を拠点に音楽プロデューサーとして活動しています。
特に地元アイドルグループ「HelloYouth」や「MAGICAL SPEC」などの音楽制作に関わっており、裏方として新しい才能を支えているようです。
YOSHIAKIさんについては、2019年に職業性ジストニアと診断され、バンド活動を休養中と発表されています。
現在も治療に専念しているとのことですが、活動再開の明言はされていません。
こうして見ると、メンバーそれぞれが自分の道を歩みながら、175Rとしての活動を続けていることがわかります。
表に出ていないからといって“解散した”と思っていた人には、少し意外だったかもしれませんね。
まとめ|175Rは今も形を変えて活動中だった
再始動後の175Rを追いかけてきた今回の記事。
最後に、ポイントを整理しておきましょう。
- 175Rは1998年結成の青春パンクバンド
- 2003年に「ハッピーライフ」でメジャーデビューし、一世を風靡
- 2010年に活動休止、2016年に再始動
- SHOGOさんは現在セブ島在住で、うどん店経営や移住支援事業を展開
- 他のメンバーもそれぞれの場所で音楽や活動を継続中
かつての熱狂とは違うかもしれませんが、175Rは今も、音楽と生活の中で自分たちらしいスタイルを貫いています。
その姿勢こそが、青春パンクの延長線上にある“現在進行形の175R”なのかもしれません。
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