2025年6月、B’zのギタリスト・松本孝弘さんが、体調不良を理由に主催ライブ「UNITE #02」の出演を辞退すると発表しました。
この突然の報道をきっかけに、ネット上では「がんでは?」「深刻な病気なのか?」という声が飛び交い、不安が広がっています。
しかし、公式発表や近影、過去の活動を丁寧に見ていくと、状況は少し違って見えるかもしれません。
本記事では、事実ベースの情報とファンの声をもとに、“本当のところ”を考察していきたいと思いますよ!
B’z松本孝弘の「ガン説」は本当なのか?
「もしかして、ガンなのでは…?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
SNSを中心にこの噂が一気に広まりましたが、まずは冷静に事実から確認してみましょう。
公式発表に「病名」の記載はあったのか?
松本孝弘さんの出演辞退が公式に発表されたのは、2025年6月11日。
B’z公式サイトでは「医療機関で受診したところ、療養が必要と診断されたため」とされています。
つまり、「体調不良」と「療養が必要」という表現のみで、具体的な病名には一切触れられていません。
さらに、本人コメントでは「音楽活動を続けるためにも、今回は大事を取った」と、将来を見据えた前向きな意志が示されています。
こうした公式の言葉からは、「がん」などの重篤な疾患を連想させる要素は確認できません。
「がん説」の出どころと根拠のない憶測
では、なぜ「がん説」がここまで広がったのでしょうか?
その背景にはいくつかの要素があります。
まず、病名を明かしていないという点が、ファンの間に「深刻な病気では?」という不安を生んだこと。
また、報道タイミングがライブ直前だったことも、「普通の風邪などではなさそう」と感じさせる要因になったのかもしれません。
さらに、「痩せたように見える」「近影で腕が細い」というビジュアル面の変化に対する反応も、「がん説」を後押ししたようです。
しかし、これらはすべて憶測の域を出ない情報であり、確証を持てる要素はありません。
活動休止の背景|辞退発表から現在までの経緯
突然の辞退発表に驚いた人も多かったはずです。
ここでは、何が起きていたのか、時系列で整理してみましょう。
UNITE #02出演辞退までの時系列と公式発言
6月11日、公式サイトで松本孝弘さんの「UNITE #02」出演辞退が発表されました。
医療機関で受診した結果、「療養が必要」との診断を受けたことが辞退の理由と説明されています。
注目すべきは、このイベントがB’z主催であるにも関わらず、「本人の強い希望により、稲葉浩志さんとサポートメンバーで決行する」という判断がなされた点です。
本人も「悔しく残念」「必ず戻ってきたい」とコメントしており、決して後ろ向きな離脱ではないことが伝わってきます。
アンコール出演報道と「復帰の意志」発信
驚くべきことに、その約10日後の6月21日には、松本孝弘さんがアンコールで急遽出演したことがInstagramを通じて報告されました。
もちろん医師の許可を得たうえでの短時間出演だったようですが、これは明確な「復帰の兆し」と受け取ることができます。
SNSでも「ギターを持ってるだけで泣けた」「涙が止まらない」と感動の声が相次ぎ、ファンの間で大きな話題となりました。
この登場は、「完全な休養」ではなく、「徐々にステージに戻る準備をしている」という希望を感じさせる出来事でした。
がんではないと考えられる理由とは?
ここからは、もう一歩踏み込んで「がんではない」と判断できる根拠を整理してみましょう。
単なる希望的観測ではなく、行動や発言から読み解くアプローチです。
2024年〜2025年の活動履歴に“兆候”はあったか
松本孝弘さんは、ここ数年も非常に精力的な活動を続けてきました。
2024年にはソロツアー、2025年にかけてはTMGのライブなども精力的にこなし、大規模な音楽イベントを複数こなしています。
もし仮に長期療養を必要とする病気を抱えていたとしたら、このような過密スケジュールを維持するのは難しかったはず。
そう考えると、慢性的・重篤な病気を抱えていた可能性はかなり低いと考えられます。
本人・稲葉浩志のコメントから読み取れる意図
本人の言葉には、「この先まだまだ音楽活動を続けるためにも、今回は大事を取った」という一文が含まれています。
この“未来を前提にした発言”は、仮に深刻な病気であった場合にはなかなか出てこない表現です。
また、稲葉浩志さんは「B’z=松本孝弘」「彼無しでは考えられない」としつつも、「松本の希望でイベントをやり遂げる」と語っており、松本さんの生き方・信念に基づく判断だったことがうかがえます。
SNSでの心配と信頼の声|ファンの反応は?
ネット上では、さまざまな声が上がっています。
心配の声がある一方で、「信じて待つ」という前向きな姿勢も多く見られました。
「痩せた」など外見変化に対する心配の声
SNSでは「腕が細くなってる」「顔色が心配」といった投稿が複数確認されました。
2025年7月に公開された近影では、たしかに以前より痩せて見えるという印象を受けた人もいたようです。
特にライブの第一線で活躍していた人物だからこそ、こうした見た目の変化にはファンも敏感になります。
とはいえ、それだけ注目される存在であるという証でもあり、それだけ愛されている証拠とも言えます。
「必ず戻ってくる」と信じるファンの希望
一方で、信頼の声も数多くありました。
「ゆっくり休んで、冬のライブで会おう」「戻ってきてくれると信じてる」など、希望を持ち続けるコメントが目立ちます。
この温かさは、B’zが長年にわたって築いてきたファンとの信頼関係の賜物でしょう。
松本孝弘さんのコメントや稲葉浩志さんの言葉を、ファンがしっかりと受け止めているからこそ、「きっと大丈夫」というムードが支えられています。
まとめ|松本孝弘は“がん”ではなく、前向きな休養と考えられる
ここまで見てきた内容を、もう一度整理しておきましょう。
- 公式発表では病名は明かされておらず、「療養が必要」とのみ説明されている
- 一部では「がん説」が浮上したが、根拠は薄く、憶測にすぎない
- 近影でのアンコール出演やコメントから「復帰の意志」が強く感じられる
- 過去の活動実績から、慢性疾患の兆候は見られにくい
- SNSでは心配と同時に「待ってるよ」という希望の声も多く上がっている
松本孝弘さんは、ファンにとって特別な存在です。
だからこそ、少しの変化にも敏感になるのは当然のことかもしれません。
けれど、その姿勢や発言の一つひとつから見えてくるのは、「前を向いている」という強い意志です。
無理をせず、元気な姿で戻ってくる日を、静かに、でも確かに信じて待ちたいですね。
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