2025年7月30日の『水曜日のダウンタウン』で放送された「クロちゃん、寝て起きたら川のほとりにいてその向こう岸に亡くなった父親がいたら、死の淵にいるかと思う説」が注目を集めましたね。
クロちゃんの父親が注目されたことで「仕送り6000万円」「実家は金持ち?」というクロちゃんに関する噂が再燃しています。
この記事では、クロちゃんの父親の職業や家庭背景、仕送りの真相まで──事実に基づいて深掘りしていきます。
クロちゃんの父親の職業は?実家はなぜお金持ちなのか
仕送り総額6000万円──この数字を聞いて、まず誰もが気になるのは「一体どんな職業だったのか?」という点ですよね。
父親は損害保険会社に勤務していた
クロちゃんの父親・黒川香(かおる)さんは、かつて損害保険会社に勤めていたことが明かされています。
大手保険会社かどうかは不明ですが、損保業界は全体的に高収入の傾向があり、特に勤続年数が長かったり役職に就いていた場合は、年収1000万円以上というケースも珍しくありません。
それだけの安定収入があれば、月々数十万円の仕送りを長期的に続けることも理論上は可能です。
また、退職後も一定の退職金や年金が入っていたとすれば、経済的余裕が継続していたこともうなずけます。
仕送りできた理由は“家庭の価値観”にもあった
とはいえ、「いくら高収入でも、6000万円も出すのはちょっと異常では?」と思う人も多いはず。
でも、クロちゃん一家の場合は“お金の価値観”自体がちょっと違ったのかもしれません。
小さい頃からピアノやゴルフといった高額な習い事をしていたり、大学受験で何十校も落ちて数百万円の費用がかかったり──親としては「できる範囲で支援するのが当然」と考えていた可能性があります。
仕送り総額6000万円の内訳と期間がすごすぎる件
金額だけでもインパクト抜群なこの話題ですが、実は“内訳”を知るとさらに驚かされます。
仕送りは22年間・月額変動あり
クロちゃんが仕送りを受けていたのは、なんと20歳から42歳までの22年間。
この期間における仕送り金額の目安は以下のとおりです。
- 20〜24歳:月25万円
- 25〜30歳:月20万円
- 31〜35歳:月15万円
- 36〜42歳:月10万円
単純計算でも、合計6000万円を超える金額になります。
正直、親の立場からすれば「いつまで援助すればいいんだ」と思ってもおかしくないレベルですよね。
学費や借金肩代わりまで…他にも援助が多数
さらに驚くのは、それだけではなかったということ。
クロちゃんは私立大学に進学したあと、花園大学に編入して中退するまでの間に、予備校代も含めて学費総額500万円以上かかっていたとされます。
加えて、消費者金融での借金100万円も親が肩代わりしたとか。
「前歯を折ったから治療費を」といった名目でもらった臨時仕送りもあったそうで……。
支援内容の多さに、もはや感心するしかありません。
クロちゃんに父親が仕送りを続けた本当の理由とは?
ここまで来ると「なぜそこまで?」という疑問が湧いてきますよね。
若き日の夢を断念した父親の生き方
実はクロちゃんの父・黒川香さんは、若い頃に「コックになりたい」という夢がありました。
しかし、家庭の事情で進学や夢を諦め、弟や妹の面倒を見るために就職を選んだといいます。
その経験があるからこそ、息子であるクロちゃんが「アイドルになりたい」と初めて口にしたとき、全力で応援したのだそうです。
「やりたいことをやらせてやりたい」──これは、父親自身が夢を断念した後悔から生まれた強い親心だったのでしょう。
「好きなことをさせたい」という深い愛情
母親は猛反対だったそうですが、黒川香さんは「初めてあいつが自己主張したんだから、やらせてやれ」と説得。
テレビに出て活躍する息子の姿を見ることが“親孝行”だと本気で信じていたようです。
実際、クロちゃんの雑誌や出演番組をスクラップしたり、サイン色紙を配ったり──口には出さずとも、心の中では誰よりも応援していたのが父親だったのかもしれません。
クロちゃんと両親・家族の関係性が泣ける
仕送りや職業の話だけでなく、クロちゃんと家族のエピソードにも心を動かされるものがあります。
母・妹との関係性や感動エピソード
クロちゃんは妹とも仲がよく、父の訃報は妹からの電話で知ったといいます。
また、母親とは毎日メールでやりとりするほどの仲の良さ。
時に厳しい言葉も飛んできますが、それも愛情の裏返し。
クロちゃんのフィギュアが発売された際、母親が2つも購入したというエピソードは、笑えてちょっと泣ける話です。
父の死後に語られた“親子の絆”の深さ
クロちゃんの父・黒川香さんは、2025年に肺がんで亡くなっています。
葬儀ではクロちゃんが喪主を務め、「父がどれだけ優しい人だったか」をしっかり伝えられたと語っていました。
「芸人としてテレビに出る息子の姿を見せてくれるだけで、親孝行だ」──そんな言葉を遺してくれた父親。
クロちゃんが今も涙を浮かべながら感謝を語る姿に、胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。
まとめ|クロちゃんの父親は「職業」以上に深い人物だった
ここまで見てきた内容を、もう一度整理しておきましょう。
- クロちゃんの父親は損害保険会社に勤務していた
- 仕送りは22年間で総額6000万円以上にのぼる
- 父親は自身の夢を諦めた分、息子には夢を追わせた
- 雑誌のスクラップやサイン配布など、陰ながら応援していた
- 家族との絆が強く、葬儀ではその想いが多く語られた
職業やお金の話以上に、そこに込められた“親の想い”や“家族のつながり”に、心が温かくなります。
何より、「クロちゃんの一番のファンは、自分の父親だった」──そう語るクロちゃんの言葉が、すべてを物語っているのかもしれません。
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