オリエンタルラジオ・中田敦彦さんの弟として知られる中田フィッシュさん。
2025年夏の参院選に自民党から立候補し、いま注目を集めています。
けれど「中田フィッシュって誰?」「なんでそんな名前なの?」と気になった人も多いのでは?
この記事では、彼の本名・学歴・ダンサーとしての実績、そして政治家を目指す理由までを徹底的に掘り下げていきます。
中田フィッシュとは何者?芸名の由来と出馬の理由
「フィッシュって名前、どういう意味?」と思った人もいるかもしれません。
まずはその由来や、なぜダンサーが政治の世界に挑むのかを見ていきましょう。
本名と芸名の由来は?なぜ“フィッシュ”なのか
中田フィッシュさんの本名は、中田啓之(なかだひろゆき)さんです。
芸名の「フィッシュ」は、兄・中田敦彦さんが芸人になる前に書いた創作物に出てくるキャラクター名「フィッシュボーイ」から来ているとのこと。
「FISH」も「BOY」も英語で覚えやすく、海外進出のときにも印象に残る──そんな想いから、この名を使って活動しているそうです。
たしかに、芸名にちょっとしたエピソードがあると、一気に親近感が湧きますよね。
なぜダンサーが政治家に?立候補の背景と想い
プロのストリートダンサーとしてキャリアを積んできた中田フィッシュさんですが、2025年の参院選に自民党から立候補すると発表し、世間を驚かせました。
政治を志した背景には、ストリートでの経験から得た「居場所」や「つながり」の大切さがあるといいます。
家庭や学校、社会に馴染めなかった若者たちが、ダンスの現場では自己表現できる。
そんな「社会のもうひとつの居場所」を、政治の力で広げたい──そう考えたのが原点だったようです。
「現実を動かせる政党でなければ意味がない」という理由で、自民党を選んだとも明かしており、理想と実行力の両立を意識していることが伝わってきます。
中田フィッシュのプロフィールと学歴まとめ
どんな人物なのか、プロフィールと学歴を整理しておきましょう。
まずは中田フィッシュさんの基本情報から紹介します。
- 名前:中田啓之(なかだひろゆき)
- 生年月日:1985年12月19日
- 年齢:39歳(2025年7月現在)
- 出身地:大阪府高槻市
- 学歴:
● 山口市立大内小学校 → 練馬区立石神井西小学校
● 青山学院中等部 卒業
● 青山学院高等部 卒業
● 青山学院大学 経営学部 卒業 - 職歴:
● ストリートダンサーとして国内外で活動
● ダンス&ボーカルグループ「RADIO FISH」結成(2014年)
● D.LEAGUE「CyberAgent Legit」監督(2020年〜) - 所属政党:自由民主党(比例代表候補)
- 家族構成:父・母・兄(中田敦彦さん)
中田フィッシュさんは、青山学院の中学〜大学まで一貫して進学した“青学エリート”でもあります。
学生時代からダンスに打ち込み、小学生の頃に父親からムーンウォークを教わったのがきっかけだったそうです。
また、小中高でサッカー部に所属し、文武両道の青春を送っていたのも印象的ですね。
ダンスの実績がすごい!世界大会優勝やRADIO FISHでの活躍
ダンサーとしての経歴は、本当に華やかです。
では、どんな舞台で実績を残してきたのでしょうか?
高校・大学時代に優勝したダンス大会とは?
高校時代には、自身のチーム「BLACK D.O.G.S」で活動。
全国の高校生ダンサーが競い合う「DANCE ATTACK」で優勝を果たしています。
さらに、大学4年生のときには大学生限定の大会「BIGBANG!!!」でも優勝し、学生時代から頭角を現していました。
そして24歳のとき、世界大会「Juste Debout」でKITEさんとのペアで日本代表として出場。
見事にポッピン部門で優勝という快挙を達成します。
RADIO FISHやD.LEAGUEでの活躍歴
2014年には、兄の中田敦彦さんや藤森慎吾さんらとともに「RADIO FISH」を結成。
「PERFECT HUMAN」で紅白にも出場し、ダンサーとしての地位を不動のものにしました。
また、2020年からはプロダンスリーグ「D.LEAGUE」でCyberAgent Legitの監督を務め、指導者としても活躍。
24-25シーズンでは史上初の完全優勝を成し遂げ、3年連続で最優秀監督賞も受賞しています。
SNSの反応は?兄・中田敦彦との関係にも注目が
ここまでキャリアを築いてきた中田フィッシュさんですが、SNSではさまざまな声が飛び交っています。
出馬発表を受けたネット上の反応や、兄との関係性についても整理しておきましょう。
SNSでの声は好意的?それとも困惑?
Instagramで出馬を報告した際、「応援したい!」という声が多く寄せられた一方で、
「なぜ自民党?」「兄の影響では?」という戸惑いのコメントもありました。
ただ、ダンス活動を応援してきたファンからは「信念があるなら応援したい」との声も多数。
ストリート出身者の政治進出に、期待と驚きが交錯している印象です。
「兄とは別人格」──中田敦彦さんとの距離感
兄・中田敦彦さんといえば、YouTubeなどを通じて独自の視点で情報発信をしていることで知られています。
一方で中田フィッシュさんは、「兄とは仲は良いが、政治活動はまったく別」と明言。
報道で“中田兄弟”として取り上げられることに対しても、「あくまで個人としての挑戦であり、兄とは違う視点で政治に向き合いたい」としています。
兄弟であっても、それぞれのフィールドで自分の道を切り拓く姿勢が見えてきますね。
まとめ|中田フィッシュはダンスの現場から政治を目指す挑戦者だった
ここまで見てきた内容を、もう一度整理しておきましょう。
- 中田フィッシュさんは、中田敦彦さんの実弟で本名は中田啓之(なかだひろゆき)さん。
- 学歴は青山学院中等部〜大学まで一貫して通い、ダンスで数々の大会に優勝。
- 世界大会「Juste Debout」での優勝や、RADIO FISH、D.LEAGUEでの活躍など実績は多彩。
- 2025年、自民党からの参院選出馬を表明し、「居場所づくり」を政治の軸に掲げる。
- SNSでは賛否が混在するも、本人は「兄とは別人格」として政治に挑戦する意志を語っている。
中田フィッシュさんは、ストリートから世界へ、そして今度は政治へと舞台を移そうとしています。
どこまで自分の信念を貫けるのか──その一歩一歩に、注目が集まります。

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