東京都議会議員選挙に立候補予定の奥本有里さん。
SNSでは「美人すぎる候補者」として注目を集めていますが、それ以上に気になるのは、彼女のこれまでの経歴や学歴ではないでしょうか。
起業家・モデル・母親、そして政治家――一見バラバラに見える肩書きの裏に、どんな人生があるのか?
この記事では、奥本有里さんの人物像を深掘りしながら、過去の活動やスピリチュアルに関する話題まで丁寧に整理して紹介していきます。
奥本有里のwikiプロフィール|年齢・出身地・家族構成まで詳しく紹介
まずは奥本有里さんがどんな人物なのか、プロフィールを見ていきましょう。
選挙に立候補している女性が「美人すぎる」と話題になることはありますが、奥本有里さんの場合、それに加えて「家庭環境」や「人生経験」がかなり特異なんです。
興味を持った読者の多くが、まず気になるのが年齢や学歴、そしてどんな家庭に育ってきたのかではないでしょうか。
奥本有里さんは、1977年3月8日生まれの48歳。
出身地は東京都です。
血液型はB型と公開されています。
出身高校は、お嬢様学校として知られる白百合学園高等学校。
その後、中央大学文学部でフランス文学を専攻し、卒業後は広告や広報の分野でキャリアをスタートさせました。
語学にも堪能で、在学中にはフランス・ブルゴーニュ大学に留学していたそうです。
ここまででも知性と行動力を感じさせる経歴ですが、注目すべきは家庭環境です。
奥本有里さんの父親は俳優、母親は元宝塚歌劇団所属という芸能色の強い家庭に育ちました。
まさに「表現すること」が身近にあった環境といえるでしょう。
兄妹は3人で、奥本有里さんはその中の次女にあたります。
では、現在の家庭事情はどうなのでしょうか。
奥本有里さんは、22歳のときに長男を出産。
その後、離婚しシングルマザーとして子育てをしてきました。
28歳のときに再婚し次男を出産しますが、36歳で2度目の離婚を経験。
現在は再び独身として、子育てと政治活動の両立に取り組んでいます。
ちなみに長男は2025年時点で23歳。
アメリカへの留学経験を経て、現在は国家公務員として働いているそうです。
これだけ聞くと、「奥本有里さんってどんなに波瀾万丈な人生なんだ…」と驚く方もいるかもしれません。
しかし、この経験こそが彼女の原動力になっているようにも感じられます。
日々の生活の中で、子どもたちとの向き合い方に悩みながらも、決してあきらめない強さ。
それが、政治の道を志す力にもなったのではないでしょうか。
さらに、動物愛護活動にも力を入れており、自宅ではトイプードルを飼っているとのこと。
こうしたプライベートの一面にも、人柄の温かさがにじみ出ていますね。
次のセクションでは、そんな奥本有里さんの学歴について、もう少し深く掘り下げていきます。
奥本有里の学歴|中央大学卒でフランス留学も経験
奥本有里さんに関心を持つ人の多くが気にするのが、やはり学歴です。
「政治家としてどんな教養やバックグラウンドを持っているのか?」という点は、信頼にもつながる重要なポイントですよね。
奥本有里さんは中央大学文学部の出身で、フランス文学を専攻していました。
文学部と聞くと文系色が強い印象ですが、奥本有里さんの特徴的な点は【留学経験】にあります。
在学中に、フランスのブルゴーニュ大学へ留学していたのです。
ブルゴーニュ大学といえば、長い歴史を誇る名門校。
フランス語や文化を現地で学びながら、異文化理解の素地を育んだことが想像できます。
こうした語学力や国際的な視点は、後の実業家活動や政治姿勢にも深く影響しているはずです。
実際、奥本有里さんはフランス語だけでなく英語にも堪能。
のちの起業や国際的なビジネス展開、日本とアメリカで法人を持つという行動にも、その学びが活かされているといえるでしょう。
中央大学というと、法学部が有名ですが、文学部の中でもフランス文学専攻は比較的専門性の高い分野です。
そこを選び、実際に現地で生活し学んだという経験は、単なる“高学歴”という枠を超えています。
「机上の空論ではない、リアルな学びをしてきた人」という印象を持つ方もいるのではないでしょうか。
また、奥本有里さんの政策には「教育改革」「子どもの自己肯定感」などを重視するテーマがあります。
これは、自身の子育て経験に加え、海外の教育現場を見た経験が基になっているのかもしれません。
「日本の教育はもっとこうあるべき」というビジョンは、ただの理念ではなく、実体験に裏打ちされたもの。
そこに説得力を感じます。
なお、白百合学園から中央大学への進学という進路も、いわゆる“エリート街道”とは少し違います。
ですが、それこそが奥本有里さんの持ち味。
敷かれたレールではなく、自らの意思で進路を切り開いてきた姿勢が、今の政治家としての芯の強さにつながっているのではないでしょうか。
次のセクションでは、広告業界から起業、そして政治家へと進んできた奥本有里さんの経歴に注目していきます。
奥本有里の経歴|広告業界から起業、政治家へ転身の道のり
学歴や家庭環境からもただ者ではない印象を受ける奥本有里さんですが、実はその経歴もかなりユニークです。
ひと言でまとめるなら、「実業家として成功し、子育てと向き合い、政治に挑んだ女性」。
そんな生き方に共感する人も多いのではないでしょうか。
まず大学卒業後、奥本有里さんは富士ゼロックスの広報部門で働き始めます。
さらに広告代理店にも勤務し、その後、自ら起業。
この時点でかなりの行動力ですが、彼女が手がけてきた事業は一つにとどまりません。
広告代理業をはじめ、カウンセリング業、経営コンサルティング、健康食品開発、アパレル製造、EC販売、不動産賃貸管理、海外投資など、幅広いビジネスを展開してきました。
なんと、日本とアメリカの両方で3つの法人を経営していたそうです。
このスケールの大きさには驚きますよね。
また、2013年には「日本スピリチュアルカウンセリング協会」を立ち上げ、代表理事を務めました。
この時期は「リリーアルバ」という名前でも活動し、カウンセラーとしても知られていました。
その一方で、同年に行われた「第4回国民的美魔女コンテスト」ではファイナリストに選出。
翌年からは、雑誌「美ST」のモデル「Team美魔女」として活動するなど、美の面でも注目されてきました。
ここまででも「経営者×カウンセラー×モデル」という肩書きが並びますが、転機は家庭で起きます。
息子が学校でいじめや不登校を経験し、その苦しみを支える中で「この社会は、教育は、このままでいいのか」と疑問を抱くようになります。
そこから政治への関心が高まり、2017年には小池百合子都知事が主宰した政治塾「希望の塾」に参加。
その後、都議会議員の秘書として現場を学び、2019年の地方統一選で初出馬。
都民ファーストの会公認で、大田区議選に挑戦し、見事初当選を果たします。
得票数は10081票で、定数70人中の2位という好成績でした。
その後も都議選、都議補選、衆院選と出馬を続け、いずれも善戦。
2025年の都議選(新宿区)に向けて、再び立候補を表明しています。
子どもの不登校をきっかけに、社会そのものを変えたいと立ち上がった姿勢。
この流れを知ると、ただの“元モデル”や“カウンセラー出身”という見方は明らかに的外れだとわかります。
むしろ、私たちの身近な社会課題に根差した、生活者視点を持つ政治家と言えるのではないでしょうか。
次のセクションでは、そんな奥本有里さんの“過去の活動”として時折取り上げられる、スピリチュアル関連の話題について、慎重に見ていきましょう。
スピリチュアル活動の過去とは?疑惑や批判とどう向き合ってきたか
奥本有里さんについて調べると、過去に「スピリチュアル活動をしていたらしい」といった情報にたどり着くことがあります。
一部のネット上では、これを問題視する声や、批判的な論調も見受けられます。
では実際のところ、どこまでが事実で、どこからが憶測なのでしょうか?
事実として確認できるのは、2013年に奥本有里さんが「一般財団法人 日本スピリチュアルカウンセリング協会」を設立し、代表理事を務めていたことです。
この団体では、カウンセリングや自己啓発セッションなどを通じて“心のケア”を行う活動をしていたとされています。
また、奥本有里さんは「リリーアルバ」という名前で活動していた時期もあり、スピリチュアルカウンセラーとしてブログやセッションを展開していたことも確認されています。
問題となっているのは、その活動内容の一部に、科学的根拠に乏しいとされる表現や手法が含まれていた点です。
たとえば、「万能細胞DNAクリアリングセッション」という施術名が取り上げられ、「これは似非医療ではないか?」という批判が一部から出ている状況です。
こうした指摘については、X(旧Twitter)やnoteといった場で言及されており、一般ユーザーや有識者が警鐘を鳴らしているケースもあります。
ただし、現時点でこれらの施術が違法だったという確定的な証拠はなく、公的な問題として扱われた事実も確認されていません。
つまり、この分野はあくまでも“グレーゾーン”であり、評価は立場によって分かれるところでしょう。
また、奥本有里さん本人からこの件に対する明確な釈明や反論が出ている様子は、2025年6月時点では確認されていません。
そのため、真相は不透明なままです。
ネット上では「過去のスピ系活動があるなら政治家として不適格」といった声もある一方、「過去の経験を否定するのではなく、どう活かしてきたのかが大事」という見方も根強くあります。
どちらの見方も一理あるからこそ、読み手としては冷静に事実を見極めていく必要があります。
そもそも、心のケアや自己肯定感の向上を目的とした活動そのものに問題があるわけではありません。
大切なのは、それが適切な手法で行われていたかどうか、誤解を生むような表現がなかったかどうかという点です。
選挙に出馬するたびにこの話題が蒸し返されがちなのも事実ですが、これまでの選挙活動を見る限り、奥本有里さんはその都度、地道な政策訴求を続けてきました。
過去を隠すことなく、前を向いて活動する姿勢に共感する人も少なくないのではないでしょうか。
次はいよいよラストセクション。
奥本有里さんという人物を、政治家として、母として、ひとりの人間としてどう捉えるか――全体を振り返って総まとめしていきます。
まとめ|奥本有里は多面性を持つ異色の政治家だった
ここまで見てきた通り、奥本有里さんという人物は、実に多面的で、一言では語れない経歴と人生を歩んできました。
高学歴で語学堪能な知性派であり、ビジネス分野では起業家としても実績を持つ。
その一方で、家庭では2度の結婚と離婚を経験し、2人の子どもを育ててきた母でもあります。
しかも、その長男は国家公務員として活躍中というから驚きです。
スピリチュアルカウンセラーとしての過去や、美魔女モデルとして注目された経歴など、芸能的な要素もあれば、教育や社会課題に真剣に向き合う実務派の一面も持ち合わせています。
「こういう女性がもっと政治の世界に出てくるべきでは?」と感じた人もいるのではないでしょうか。
もちろん、過去の活動については賛否あります。
スピリチュアル関連の施術名や表現が、一部で批判の対象になっているのも事実です。
ですが、それも含めて奥本有里さんは“経験値の塊”のような人物です。
失敗も、痛みも、成功も全部知っている。
だからこそ、言葉に重みがあるのかもしれません。
現在は、2025年の東京都議会議員選挙(新宿区)への立候補に向けて活動中。
SNSでは自身の政策や現場の課題を自ら発信し、都民との距離感を縮めようと努めています。
特にInstagramのリールやYouTubeでの訴えは、若い世代や子育て世代にとっても親近感を持ちやすい内容です。
政策スローガンは「もっと!手取りを増やす!」。
シンプルですが、生活に直結するリアルな言葉です。
減税、物価高対策、教育改革、就職氷河期支援など、どれも「自分ごと」として捉えやすいものばかり。
実業家としての視点、母親としての視点、そのどちらも政治に活かそうとする奥本有里さん。
表面的な肩書きや過去のラベルではなく、その“中身”を見て判断することが、今後ますます求められていくのではないでしょうか。
以上、奥本有里さんについての人物像と活動の全体像をまとめました。
今後の選挙活動にも注目しつつ、引き続き新たな情報があればこの記事もアップデートしていく予定です。
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