東京都議会議員選挙に、新たな注目候補が現れました。
その人物が「村上さやか」さんです。
通勤途中の事故で右足を失い、そこから義足アスリートとして世界の舞台に挑戦。
さらに夫や家族の支えを受けながら育児もこなし、ついには都議選への出馬を決意しました。
「なぜそんな波乱万丈の人生を歩んできたのか?」
「家族や地域への想いとは?」──読者の多くが気になるはずです。
この記事では、村上清加さんの事故の経緯、アスリートとしての活躍、家族との支え合い、そして都議選への挑戦理由まで、徹底的に整理してお届けします。
村上清加のwikiプロフィール|年齢・出身・家族・学歴・所属クラブまで整理
まずは、村上さやかさん(本名:村上清加)の基本情報を整理していきます。
- 名前:村上清加(むらかみ さやか) ※選挙活動では「村上さやか」名義
- 生年月日:1983年7月2日
- 年齢:41歳(2025年6月現在)
- 出身地:東京都江戸川区
- 現住所:千葉県印西市
- 出身高校:東京都立小岩高校
- 職歴:
- JTB勤務(事故前)
- 長谷川体育施設勤務(スポーツ施設建設)
- 所属クラブ:スタートラインTOKYO(旧ヘルスエンジェルス)
- 家族構成:
- 夫:村上健二(元陸上選手・ボブスレー日本代表経験・コーチ)
- 子ども:2人(長女・希晴ちゃん含む)
- 趣味:美術展鑑賞、陶芸
- 資格:着物の着付け師範
- 身長体重:156cm/約40kg台前半
- 血液型:B型
東京都江戸川区出身という地元愛も強く、まさに今回の都議選挑戦にもつながる背景と言えるかもしれませんね。
事故の経緯|駅での立ちくらみ転落事故と右足切断の真相
村上さやかさんの人生は、25歳の時に突然大きく変わりました。
通勤途中の駅ホームで立ちくらみを起こし、そのままホームから転落。
電車にはねられてしまい、右足を大腿部から切断するという大事故に見舞われました。
突然の事故によって、村上さやかさんは一時「人生が終わった」と感じ、鏡に映る自分の姿を見ては泣き続けたそうです。
まるで真っ暗なトンネルの中に迷い込んだような、出口の見えない絶望の日々だったのかもしれません。
しかし、家族や周囲の人たちがともに悲しみ苦しんでいる姿を見て、少しずつ「自分だけではない」と気づきます。
そこから徐々にリハビリに取り組む決意を固め、前を向き始めました。
この家族との絆が、後の人生のすべての挑戦の原点になっているように感じます。
義足アスリートへの挑戦|パラ陸上世界大会での活躍と記録
退院後、村上さやかさんは義肢装具士の臼井二三男さんが設立した障がい者陸上チーム「スタートラインTOKYO」に参加。
歩行練習から始め、徐々に短距離走や走り幅跳びにも挑戦するようになります。
義足での競技は、まさにゼロからのスタート。
バネを使った義足は反発力を活かすためには筋肉と体重のバランスが重要とされますが、体重40kg台前半という小柄な身体で挑戦を続けました。
「筋肉をつけて体重を増やすことが課題」と本人も語っています。
2011年には世界パラ陸上(ニュージーランド大会)で走り幅跳びT42クラスに出場し8位入賞。
さらに2017年ロンドン大会では走り幅跳びと100mに出場。
2019年には100mで日本新記録(当時13秒3)をマークし、走り幅跳びでも5位入賞を果たしました。
こうした実績は、多くの障害を持つ人々に「希望のジャンプ」を届けたのではないでしょうか。
村上さやかさん自身も「一歩踏み出す勇気」を世界中に届けたいと語っています。
家族の支えと夫・健二さんの存在|二人三脚の競技人生と育児エピソード
村上さやかさんの競技人生を支えてきたのが、夫の健二さんです。
健二さんとは江戸川区の競技場で出会い、練習を重ねるうちに交際がスタート。
元々陸上選手だった健二さんは、村上さやかさんの競技生活をコーチとして支える存在となりました。
ボブスレーの日本代表として活躍した経験も持つアスリートで、共に高い目標を追いかけるパートナーとなっています。
やがて二人は結婚し、長女の希晴(のあ)ちゃんを授かります。
子育てと競技の両立という大変さの中でも、健二さんは「パパとしての役割も、コーチとしての役割もどちらも大切にしている」と語られていました。
育児の合間を縫っての練習。
まさに「家族一丸となっての挑戦」だったのでしょう。
家族の支えがあったからこそ、村上さやかさんは義足アスリートとしての険しい道をここまで歩き続けることができたのでしょう。
都議選に挑戦する理由|江戸川出身ママ候補が目指す政策と現場目線
現在、村上さやかさんは東京都議会議員選挙(2025年・江戸川区)に日本維新の会から立候補しています。
新人としての挑戦です。
障害を抱えながらも競技に挑み、育児と両立しながら働いてきた経験を活かし、「現場目線の政策」を掲げています。
障害者支援、教育、福祉、子育て環境の充実など、当事者としてのリアルな課題感が彼女の政策の根幹になっています。
江戸川区は自身の出身地でもあり、これまで支えてくれた地域への恩返しとして「今度は私が支えたい」という思いも強いのではないでしょうか。
まさにこれまでの経験のすべてを都政に活かそうとする、新人候補らしい情熱が伝わってきます。
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まとめ|村上清加は“家族と歩んだ挑戦の連続”で都政を目指す新人候補だった
ここまでの内容を整理しておきましょう。
- 東京都江戸川区出身で、地元への強い愛着を持つ
- 25歳の時に通勤途中の駅で立ちくらみ転落事故に遭い右足切断
- 義足アスリートとして世界パラ陸上で活躍、日本記録も樹立
- 夫の健二さんや家族の支えで育児・競技・仕事を両立
- 2025年都議選に維新公認で立候補し、障害者支援・教育政策を掲げる
困難を乗り越えて歩んできた挑戦の連続こそが、村上さやかさんの最大の強みと言えるでしょう。
今後の選挙戦での活躍も多くの人が注目しています。

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