兵庫県知事選挙に立候補している斎藤元彦さん。
知事時代には、様々な行政改革や県民のための政治をしたことで評価の声が高まっているのも事実です。
斎藤知事が知事選で掲げた公約達成率も98%と、実は有能で評価される部分は多くあるようです。
斎藤元彦知事の実績一覧
斎藤元彦知事が兵庫県知事としてやってきた実績として
- 県立大学の授業料無償化
- 私立高校の授業料無償化
- 知事報酬のカット
- 公用車「センチュリー」の廃止
- 県職員OBの天下りを規制
など、知事として一定の成果を上げていることがわかります。
元大阪府知事の橋下徹さんも、斎藤元彦知事の功績面にも目を向けるべきと話しています。
「あえて名前を出させてもらうけど、元明石市長の泉さんね。泉さんが『斎藤さんが何にもやっていない』と言いまくってるんですよ。ちょっと、待てと。言わさせてもらえれば、私立の高校を無償化したりとか、知事報酬をカットしたり、天下り団体を改革したりとか、県立大学の無償化もやって、泉さんが自分で『やってる、やってる』というけど、彼がやっていることの方が困難で、規模の大きなことをやってます。僕はそう評価しています」と泉房穂氏の言説を否定しつつ、斎藤知事の功績面を述べた。
引用元:Yahooニュース
上記にあげた斎藤元彦知事の功績について一つずつ解説していきます。
県立大学の無償化
2026年度から本格実施される、県立大学と県立芸術文化観光専門職大学の入学金と授業料の完全無償化。
若い世代の兵庫県外流出を止める施作として、斎藤知事が取り組んだものです。
本人と保護者が兵庫県内に3年以上住んでいるなど条件面はありますが、条件をクリアすれば所得制限なく無償化となります。
大学入学を目指していても、経済的な面で夢を断念することもある中、県立大学の無償化は斎藤知事の大きな功績の一つといえます。
私立高校の授業料無償化
兵庫県では私立高校の授業料が39万6000円以下の場合は「実質無料」になります。
また、年収910万円未満世帯まで、「授業料軽減補助」を行うなど、負担軽減策を充実させています。
知事報酬のカット
斎藤元彦知事は自らの報酬カットも実現しています。
- 給与を3割削減(126万円→94万円)
- 退職金を5割削減(4000万円→2000万円)
2021年の知事選での公約として掲げており、実際に就任後に給与と退職金の報酬カットを実施しています。
公用車「センチュリー」の廃止
斎藤知事は、前知事が使用していた公用車「センチュリー」を解約して、現在は「アルファード」を公用車に使用しています。
県によると、契約期間は今年6月1日から7年間。リース料は1台月額7万9750円(税込み)でセンチュリーの1台約25万円の3分の1以下で、センチュリーをリース期限まで使い続けた場合と比べ、約830万円の経費削減につながるという。
引用元:神戸新聞NEXT
そもそも、これまで何故センチュリーだったのか?が疑問ですが、経費削減を実現していることは評価されるべきです。
県職員OBの天下りを規制
斎藤元彦知事は兵庫県職員のOBの再就職についての制度見直しを実行しています。
いわゆる「天下り」に対する規制強化です。
兵庫県では県の外郭団体に県職員OBが再就職した場合、65歳で雇用打ち切りと規定しています。
それが慣例的に再雇用を続けていることが多かったようです。
兵庫県が、県の外郭団体の役員などに就いている65歳以上の県職員OB56人に対し、本年度末までの退職を求めたことが、県への取材で分かった。県の内規は65歳での退職を定めているが、慣例的に延長されていたといい、制度の適正化を図るという。
引用元:神戸新聞NEXT
兵庫県の天下り規制は、斎藤元彦知事になってから着手しています。
一部では、天下り規制をしたことに対して斎藤知事が県職員から反発を喰らった結果、現在のパワハラやおねだり問題に発展しているのでは?とも言われています。
兵庫県新庁舎の建て替え撤回で事業費1000億円から大幅削減
斎藤氏の前、井戸敏三知事時代に計画していた、兵庫県の新庁舎建設を白紙撤回したことで、当初の事業費1000億円から130億円に大幅削減しました。
当初700億円から物価高騰もあり1000億円に予算が膨れ上がり、斎藤元彦知事が白紙に戻した事業計画の一つです。
斎藤知事は「もとの計画は約700億円の事業費だった。現在の物価高騰を試算すると1000億円を超える。新庁舎建設は県民の理解が得られない」と、井戸知事の新庁舎建設を撤回してしまった。
引用元:Yahooニュース
1000億円かけて新庁舎を建て替えしなければ、県職員が働けないのか?疑問ですが、当初700億円から300億円も上乗せされた事業を推していた県議会にも疑問が浮かびます。
マスコミ報道や世間の声はほとんどが斎藤知事批判に徹していますが、上記のように知事としての功績や実績に目を向ければ、見え方は変わってくるかもしれませんね。
斎藤元彦知事は98%の公約達成率で功績はすごかった!
斎藤元彦知事は、兵庫県知事として掲げた公約173項目のうち171項目を達成・着手しており、公約達成率は98.8%と発表しています。
先ほど紹介した、授業料無償化や知事報酬のカットのほかにも、
- 不妊治療への支援の強化
- 水素社会を先導する取り組み
- ヤングケアラー支援の充実
など細かな公約を達成しているといいます。
事実だとすれば、現在の斎藤知事降ろしの様相はガラッと変わってくるのではないでしょうか?
ただし、全ての公約が公開されていないため、実際に達成されたのかが判断できない状況なのだとか。
"「公約173項目のうち171項目を達成・着手したと述べた斎藤知事ですが、公約集を自身のHPから削除しているので、本当に達成できたのか誰も検証できない状態です。もはや、言ったもん勝ち状態です。"
— もしいな❤ (@soonsoul) August 14, 2024
しっかりと実績を公表して、知事としての仕事をしていることをアピールすることも必要だと思いますね。
斎藤元彦知事の兵庫県改革に評価の声も
斎藤元彦知事の功績についてほぼ報道されていませんが、実際には兵庫県民のより良い生活のために尽力してきているとする意見もあがっています。
2024年10月31日に告示された兵庫県知事選挙。
斎藤元彦さんの過去の実績への再評価や、「マスコミが騒いでいたことは違うのではないか?」という声が日が進むにつれ増幅しているのが分かります。
斎藤元彦知事への数々の疑惑が、捏造されたものではないか?という意見。
知事時代の実績を見れば、誰が本当に兵庫県のことを考えているのかが見えてくるのかもしれませんね。
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